理想が高すぎない家づくりを

「家を買う」住宅ローンを考え計画を前倒しに





我が家は4人家族。40代の夫婦と幼稚園に通う2人の子供がいます。主人の仕事は転勤の可能性もあり、しばらくは転勤についていく予定で、一番上の子が高学年になる前に実家の近くに家を購入するつもりでした。計画を立てる余裕もあるし、気長にカタログやネットで下調べをしていたのですが「ローンの年齢制限が45歳」というワードに引っかかりました。それなりに貯蓄はあるつもりです。買うなら建売より注文住宅にしたい。でも主人は40代。無理のない返済計画で生活できるか?と考えると不安もあります。そこで計画を前倒しし、小学校入学に合わせて家を買うことになりました。



注文住宅を選んだ理由




建売、注文、どちらにもメリットはあります。しかし結婚後は何度も引越し、賃貸で暮らしてきました。うちと同じような外観、間取りの建物は全国にありましたし、私の中で「賃貸だから仕方ないな」という思いがありました。転勤という理由から賃貸物件を見る時間も少なく、決まった住居の多少の住みにくさは我慢が当たり前でした。なのでせっかく家を建てるのであれば、自分の理想を組み合わせた注文住宅が良いと思いました。



「一生後悔しない家づくり」まで、意気込まなくても大丈夫




購入計画は前倒しになりましたが、まだ時間に余裕もあり、最近では「家を購入する参考に」と友人宅を見せてもらう機会が増えました。初めは「まず住宅展示場」と思っていたのですが、友人のほとんどが「行かなくてもよかった。オプションが多すぎて実際の我が家がしょぼく見える」と言うのです。友人の家は新築で立派に見えましたが、展示場へ行くと理想が高くなってしまうのかな?と参考になりました。また、実際住んでみたら住み心地が悪かったらどうしよう、という不安が注文住宅にはあったので「余程の欠陥でなければ人間の方が家に慣れていくよ」とありがたい言葉ももらえ不安が少し減りました。注文住宅にはこだわりますが、知識があるわけではないのでセミオーダーにする予定です。外壁や間取りなどこれからたくさん悩むと思いますが、理想を高く持たずに友人のアドバイスを心に置いて楽しい家づくりが出来たらよいと思います。